UI開発者（フロントエンドエンジニア）

UIデザイナーが作成したビジュアルデザインをWeb技術を用いて具現化する、フロントエンドの設計・実装業務を担当します。HTML、CSS、JavaScriptを使いこなす技術、質の高いコーディング力が身に着けられる職種です。

Webサイトの新規構築やリニューアル案件で、UIデザイナーが制作したデザインを、HTML、CSS、JavaScriptといったクライアントサイドの標準技術を使用しながらWebブラウザで表示されるようにコーディングを行う作業です。当社では、ヘッダーやフッダー、ナビゲーションなどWebサイト全体に表示される部分や、モジュール（見出しやテキスト、ボタンなどWebサイトを構成する汎用パーツ）の開発作業を「設計」、設計で作ったモジュールを活用してページを作っていく作業を「実装」と呼んでいます。アクセシビリティや表示パフォーマンスの向上、デザインの一貫性を保つデザインシステムを活用し、誰もが使いやすいサイトになるよう、品質の高いWebサイトを作りあげていきます。

Webサイトの実装・設計作業が中心でしたが、近年はWebアプリケーションのフロントエンド設計を行う業務も増えてきています。ReactやNext.js、Vue.jsといったフレームワークを活用し、開発を行っていきます。

設計・実装作業を終えて、リリースとなったWebサイトやWebアプリケーションは運用フェーズに移行します。お客様からの依頼があった場合、HTMLやCSSの修正・更新作業を行います。また、公開して終わりではなく、改善を続けることが重要なため、SEO対策や表示パフォーマンスの改善、日々進化するブラウザ対応などの定期的なメンテナンスも行っていきます。また、当社はオンサイトサービスも行っているため、お客様先に常駐して、運用支援を行うことがあります。

当社は誰もが利用しやすく、アクセスしやすいフロントエンドを実現するために、コードの品質にこだわった開発を行っています。最終的な検証作業は品質管理部門でも行いますが、開発段階に置いても自動化ツールによる構文チェックや当社の品質基準に達しているか第三者によるコードレビューを実施しており、業務を通して質の高いコーディング力を身につけていただけます。

当社には、多様なスキルセットを持つUI開発者が多数在籍しています。パフォーマンスやアクセシビリティへの知見が深い開発者、JavaScriptに特化した開発者など、それぞれの強みを活かして活躍しています。部門を超えて、さまざまな分野のスペシャリストと気軽にコミュニケーションがとれるので、多角的な視点からアドバイスをもらうことが可能です。また、個々の興味関心や将来のキャリアパスを考慮したプロジェクトのアサインを心がけており、専門性を高めながら、成長できる環境を整えています。