迷いを振り切り、 期待値を超える提案を行う

経済学部に所属し、広告が世の中にもたらす経済効果について研究をしていました。そのころから、広告やWebに関心を持っていたと思います。同時にイベントサークルにも所属していて、「より多くの人を集客するにはどうすればよいか？」「集まってくれた観客がどうすれば楽しんでもらえるか？」といった視点を持って、イベントの企画を主に担当していました。

最初はデジタルサイネージやWeb制作を扱う小規模な企業にも応募していたのですが、新卒で入社するなら大手でしっかり研修が受けられる企業のほうがよいと思うという、アドバイスをもらいました。あらためて候補先を探す中で、Web関連の企業で規模も比較的大きく、研修体制が整っていそうと感じたのでミツエーリンクスへの応募を決めました。

社内に足を踏み入れたときに、どことなく自分と合っているかもしれない、という直感が働いたというか、不思議な居心地のよさを感じました。オフィス内は静かで落ち着いていた印象でしたが、どこか穏やかな空気も感じて、働きやすそうとも思ったことも印象に残っています。

直感が決め手ではあったのですが、当時の人事のかたの対応が他社に比べて丁寧だったことも好印象でした。慎重な性格なので、念のため口コミも検索してみて、マイナスに感じる内容が出てこなかったことも後押しになりました。

Webサイトの構築・リニューアルに向けた企画・提案、戦略策定を主に担当しています。具体的には、クライアントからのRFP（提案依頼書）をベースに、お客様のビジネスに貢献するためのリニューアル方針や施策の立案、提案書の作成、お客様先でのプレゼンテーションを行っています。また、チーム内では新卒の教育担当も任されています。

さまざまな業界のビジネスを深く理解することが必要なため、普段生活する中では得られない知識や新たな発見があることにおもしろさを感じます。一方で、コンペティションとなるケースが多いため、単に企画を考えるだけでなく、競合他社に比べて優位性が示せる内容になっているか、お客様に信頼してもらうための関係構築など、営業的な観点も必要になることが難しいところでもあると思います。

最後までやりきる力を持っているかただと思います。特に、戦略や企画には正解が存在しません。最適解を検討する中で、本当に自分が考えたプランでお客様の期待値を超える内容になっているか、迷いがでてくる場面が多々あります。そのような状況でも、自分を信じ、時には先輩にアドバイスを仰ぐなどして、最後までやり切る信念のある方がこの職種には向いていると思います。

これまで培った知見やノウハウをもとに、今後はチームだけでなく全社の提案力強化に向けての取り組みを行っていきたいと考えています。Webサイト制作をする上で重要なことは、改善によってお客様のビジネスに貢献すること、ひいては世の中をよりよくしていくことだと思います。全スタッフが課題解決の視点を持ち、積極的に提案活動を行える環境を整備していきたいです。