クライアントのリアルな反応が 原動力となる

大学では、開発途上国の発展を農業という側面からの支援を考える「国際農業」を学んでいました。将来は現地で活躍したいと就活を始めたのですが、コロナ禍で海外へ行くことが難しくなり、将来について葛藤する中、学生団体の活動でデザイン制作に出会いました。ものづくりを通しても社会の課題解決ができるということを知り、思い切って就活をいったんストップ。自分のやりたいことを見つめ直し、大学4年の春からWebデザインが学べる学校にダブルスクールで通い始めました。

就活をいったんストップしたため一般的な活動スケジュールとずれてしまったのですが、ミツエーリンクスは通年採用を行っていたこと、そして配属後にすぐにデザイン業務に携われる点が自分の就活軸とマッチしていたので応募を決めました。他社に比べて職種の数が多く、業務が分業されているという印象もあり、「デザイン業務にのめりこむことができそう！」と思った点も魅力に感じました。

面接を担当してくださったかたの雰囲気がみなさんとてもやわらかく、服装や髪色なども自由でほどよいラフさを感じ、親しみを覚えました。ワンフロアなので開放感もあり立地も理想的だったので、このオフィスで働いてみたい！と強く思ったことも印象に残っています。

就活では、「誰と」「どのように」働くかを重視していたので、選考過程で対応いただいたみなさまの人柄、そして新卒でも規模の大きい案件に携われるという点が決め手になりました。また、プロジェクトを通して優れたUI/UX（ユーザーエクスペリエンス）を提供できるデザインについて深く学べるのではないかと考えました。

Webサイトデザインのトーン＆マナーの策定、クライアントのニーズを反映したデザインのイメージの制作を主に担当しています。また、Webサイトの戦略立案を担当するプランナーと一緒にコンペティションに参加することもあり、クライアント先に訪問しての課題のヒアリング、提案用のデザイン案と趣意書の作成、プレゼンテーションを行います。

やはりコンペティションに参加して、お客様の前でプレゼンテーションを行う瞬間ですね！自分が作成したデザインや資料に対しての評価や反応が直に得られる機会があるところにやりがいを感じますし、もっとよい提案ができるようになりたいという原動力となっています。また、当社はお客様の業界が本当に多様で、幅広い分野のデザインにチャレンジできる点も醍醐味です。

わたしが所属するアートディレクションチームは、本当におだやかでやわらかい雰囲気のかたが多いですね。部内の朝礼では、進捗確認のほかに何でも自由に話せる小話タイムがあるのですが、最近気になっているドレッシングの話やゲームの話など、楽しい話題が尽きません。また、週に1回ライトニングトークを実施していて、デザインに関する最新のナレッジを共有などもしっかり行われています。

企画段階から携わる立場なので、プロジェクトを円滑に進めるための「ハブ」として活躍していきたいと考えています。1つのプロジェクトにはクライアントから営業、プランナー、ディレクター、制作部門の方々など、ほんとうに多くの人が関わります。全員が最後まで共通認識を持てるよう、的確に言語化することの大切さを実感しています。デザインを作りこむ力を鍛えつつ、伝える力を伸ばしていきたいですね。